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Medical

マンモグラフィ検査

マンモグラフィとは放射線を使って乳房を撮影するレントゲン写真の一種です。乳房を専用の装置で上下方向と左右方向にはさんで薄く引き伸ばしてから撮影します。
乳房腫瘍(しこり)を見つけるだけでなく、超音波検査では見えづらい微細な石灰化病変を見つけるのにも有用です。ただし、乳腺が発達している若い人やとても痩せていて乳房のボリュームの小さい方などでは、腫瘍を見つけにくいことがあります。このような場合には超音波検査を併用することをお勧めします。検査時には圧迫による痛みがある程度は伴いますが、適切な圧迫により乳房を薄く引き延ばすことで乳腺の中のしこりを検出しやすくして、放射線の被ばく量を少なくすることができます。痛みには個人差もありますが、撮影は短時間ですのでより良い画像で正しい診断を行うために、放射線技師の指示に従ってご協力をお願いします。

マンモグラフィを受けられない方(豊胸手術、ペースメーカー、妊娠中)

豊胸手術やペースメーカー埋め込み術を受けられた方や妊娠中の方はマンモグラフィ検査を受けられません。圧迫により豊胸手術のバックやペースメーカーを破損する恐れがあることと、バックやペースメーカーが写りこんだ場合は診断に必要な情報が得られなくなるからです。マンモグラフィは放射線被ばく量が非常に少ないものの胎児への影響は否定できないため、妊娠中の方はお勧めできません。
マンモグラフィが受けられない方には超音波検査での検査をお勧めします。

マンモグラフィを受ける際の注意点

上半身の衣服はすべて脱衣して頂きますので、脱ぎ着しやすい格好でお越しください。ネックレスなどの装飾品は外してください。また制汗剤や消臭剤など(とくにラメの入ったもの)は写真に写し出されることがあり、影響がでるため拭き取って頂くようお願いすることもあります。

マンモグラフィと生理

乳房の大きさや硬さにより撮影時の痛みには個人差がありますが、生理開始前1週間くらいはホルモンの影響で乳腺が張ってくるため痛みを強く感じることがあります。この時期を避けて、生理開始1週間くらいに受けると痛みは少ないとされています。

マンモグラフィ検査の結果

マンモグラフィ検査の結果はカテゴリーで表されます。カテゴリーは1から5まで5段階に分類され、カテゴリーの定義とがんの可能性は表のとおりです。
カテゴリー3以上と判定された場合、精密検査を受ける必要があります。カテゴリー3以上であってもがんでない可能性もあります。また、がんの場合でもカテゴリーとがんの進行度には関係がありませんので、必ず精密検査を受けてください。

カテゴリー 定義 がんの可能性
カテゴリー1 異常なし 0.05%
カテゴリー2 明らかな良性 0.1%
カテゴリー3 良性、しかし悪性を否定できず 8%
カテゴリー4 悪性の疑い 41%
カテゴリー5 悪性 100%

乳がん診療ガイドラインより
宮城県対がん協会における結果