内科・消化器内科・内視鏡内科
乳腺外科・循環器内科・外科
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〒562-0036 大阪府箕面市船場西三丁目6番32号 箕面船場クリニックビル302号室
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咳喘息とは痰の出ない(あるいは少ない)長引く咳を特徴とする気管支の病気のことです。
喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)がないことで喘息とは区別されますが、気道(口や鼻から肺までの空気の通り道)が狭くなることや気道の過敏性などの点で類似点もあり、放置していると30%以上の確率で喘息に移行するとも言われています。
具体的には「風邪をひいてから2か月以上経っても咳だけが止まらない」「年に何度か咳が止まらない時期がある」「夜寝るときになると咳が止まらなくなり、よく眠れない」などの症状が出ることが多く、問診で詳しい症状をお聞かせください。
咳喘息と診断するにはこれらの項目をすべて満たす必要がありますが、特殊な検査が必要になる項目があるため、実際には問診と「咳が8週間以上続く」ことと「気管支拡張薬で楽になる」の2点により診断されることが多いです。
咳喘息の治療は狭くなった気道を広げることと、気道の炎症を抑えることが必要になります。
気管支拡張薬を使用して症状が楽になれば咳喘息の可能性が高くなりますので、その場合はステロイドの吸入で炎症を抑える治療を行います。また、経過が長く、問診上も咳喘息の可能性が高いと判断できる場合は始めから気管支拡張薬とステロイドの合剤から処方を始める場合もあります。
長引く咳でお困りの方は、お気軽にご相談ください。